APA AWARD 2007 写真作品部門
「息 子」 8枚組 奨励賞
<講評>
作品、「息子」は、生まれてから現在までの息子さんのポートレイト。専門家の様々なテクニックを駆使し、単なるスナップではない見事な成長記録である。
作者の言葉・不安の中、子にどう接し、どう愛を注いで良いか、判らないまま、試行錯誤しながら無我夢中で妻と子育てをしてきた。いろんな事が走馬灯のように甦ってくる。息子も成長し、思春期を迎え、自分の意志を持つようになり、現在は夢と現実のギャップに苦しんで悩んでいるらしい。もう、自分の足で歩み始めている。ちょっと、親としてはさびしい気もする、夢に向かって、夢を現実に、自分の力で掴みとってほしい。”息子よ、翔べ!未来へ”